スリーピング・ドール 感想
どうもどうもこんばんは。
本日は昨日読み終わった本の感想文を。
今回読んだ本はかのジェフリー・ディーヴァー著
スリーピング・ドール
ジェフリー・ディーヴァーといえば、前回の読書感想文での「ウォッチ・メイカー」を著した方ですね。
今回はウォッチ・メイカーにて登場した尋問のプロ、キャサリン・ダンスを主人公としたリンカーン・ライムシリ~ズからのスピンオフ作品で御座います。
簡単に説明するなら、人をコントロールする技術に長けた脱獄犯をキネシクス(言葉遣い、ボディランゲ~ジを分析する技術)を駆使してダンス捜査官が追跡する、というもの。
あらすじだけ読めばそれで終わりですが、なんたってジェフリー・ディーヴァー。
もちろんどんでん返しはとどまることを知らず。
事件が解決したように思えても何故だかまだまだぺ~ジが残っているという不思議な現象。
一ぺ~ジも気が抜けません。ディーヴァーを舐めてはいけません。
ディーヴァー作品を読むのはまだこれが二作目ですけど。
いや、実に面白かった。
ダンス捜査官の分析と推理、勘の良すぎる脱獄犯ダニエル・ペルの頭脳戦には舌を巻くばかり。
途中まで読んでいた「人類が消えた世界」を放り出して読破してしまった。
尋問中のキネシクス分析も非常に興味深い。
「手でアレやったり足でコレやったりはストレスのサイン」とかね、ウォッチ・メイカーではほんの少ししか描写がありませんでしたが、今回はキネシクスこそメイン。
存分に分析方法を読むことが出来ます。
これでクラスの人間をウォッチングしてやろう。
ついでですが、スピンオフ、ということで僅かにですがリンカーン・ライム、アメリア・サックスのコンビも登場します。
まぁ、所詮サ~ビス出演なので事件では言う程役に立ってませんが。
あくまでサ~ビス。あくまでね。
それに日本人ならニヤっとくるものがありましたね。
寿司を食ってたり。
初めて知ったな。アメリカでも寿司ってス~パ~で売ってるもんなのか。
それに寿司を食べるのに箸を使ってましたね。
使えるのかよ!とツッコんでしまった。
とにもかくにも、面白い作品でした。
人によるでしょうが損はしません。
しかし、ほんの少し文句を言わせて頂きたい。
何が不満か、というとね、
スピンオフのくせしてライム・シリ~ズよりも値段が高い。
もしかしてスピンオフの方が高いってのが世間の常識?
これにはちょっとですが驚いてしまった。
まさか売れっ子シリ~ズよりも高いとは。
まぁ高いといっても2、300円程ですが。
きっと参考文献とかいろいろお金がかかったんでしょうね。
面白いから許す。
ついでですが、もう一つ面白かった部分。
「著者あとがき」でも笑ってしまった。
カリフォルニア州捜査局の作品内で支局を一つ設置したことについて、
職員の皆さんが大目に見て下さることを願っている。
さらにキャピトーラの町に架空の監獄を出現させたことについて、
住民の方々はきっと笑って許して下さることと信じている。
最初から最後まで、お腹いっぱいのミステリ~でした。
ちょっとネタバレしてしまいましたが、まだ読んでいない方、興味があったら是非ご一読を。
「人類が消えた世界」どんな内容だったっけ?
本日は昨日読み終わった本の感想文を。
今回読んだ本はかのジェフリー・ディーヴァー著
スリーピング・ドール
ジェフリー・ディーヴァーといえば、前回の読書感想文での「ウォッチ・メイカー」を著した方ですね。
今回はウォッチ・メイカーにて登場した尋問のプロ、キャサリン・ダンスを主人公としたリンカーン・ライムシリ~ズからのスピンオフ作品で御座います。
簡単に説明するなら、人をコントロールする技術に長けた脱獄犯をキネシクス(言葉遣い、ボディランゲ~ジを分析する技術)を駆使してダンス捜査官が追跡する、というもの。
あらすじだけ読めばそれで終わりですが、なんたってジェフリー・ディーヴァー。
もちろんどんでん返しはとどまることを知らず。
事件が解決したように思えても何故だかまだまだぺ~ジが残っているという不思議な現象。
一ぺ~ジも気が抜けません。ディーヴァーを舐めてはいけません。
ディーヴァー作品を読むのはまだこれが二作目ですけど。
いや、実に面白かった。
ダンス捜査官の分析と推理、勘の良すぎる脱獄犯ダニエル・ペルの頭脳戦には舌を巻くばかり。
途中まで読んでいた「人類が消えた世界」を放り出して読破してしまった。
尋問中のキネシクス分析も非常に興味深い。
「手でアレやったり足でコレやったりはストレスのサイン」とかね、ウォッチ・メイカーではほんの少ししか描写がありませんでしたが、今回はキネシクスこそメイン。
存分に分析方法を読むことが出来ます。
これでクラスの人間をウォッチングしてやろう。
ついでですが、スピンオフ、ということで僅かにですがリンカーン・ライム、アメリア・サックスのコンビも登場します。
まぁ、所詮サ~ビス出演なので事件では言う程役に立ってませんが。
あくまでサ~ビス。あくまでね。
それに日本人ならニヤっとくるものがありましたね。
寿司を食ってたり。
初めて知ったな。アメリカでも寿司ってス~パ~で売ってるもんなのか。
それに寿司を食べるのに箸を使ってましたね。
使えるのかよ!とツッコんでしまった。
とにもかくにも、面白い作品でした。
人によるでしょうが損はしません。
しかし、ほんの少し文句を言わせて頂きたい。
何が不満か、というとね、
スピンオフのくせしてライム・シリ~ズよりも値段が高い。
もしかしてスピンオフの方が高いってのが世間の常識?
これにはちょっとですが驚いてしまった。
まさか売れっ子シリ~ズよりも高いとは。
まぁ高いといっても2、300円程ですが。
きっと参考文献とかいろいろお金がかかったんでしょうね。
面白いから許す。
ついでですが、もう一つ面白かった部分。
「著者あとがき」でも笑ってしまった。
カリフォルニア州捜査局の作品内で支局を一つ設置したことについて、
職員の皆さんが大目に見て下さることを願っている。
さらにキャピトーラの町に架空の監獄を出現させたことについて、
住民の方々はきっと笑って許して下さることと信じている。
最初から最後まで、お腹いっぱいのミステリ~でした。
ちょっとネタバレしてしまいましたが、まだ読んでいない方、興味があったら是非ご一読を。
「人類が消えた世界」どんな内容だったっけ?
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