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とある魔術の禁書目録 二次創作 31

 一方通行は一度、外周通路を使って第二階層へ戻り、そこからまた第四階層へと降りていた。第二階層でライフルが自分達と一緒に残した爆弾を回収する為だ。地下制圧班が消滅させられてしまった以上、ここからは一方通行が爆弾を仕掛けていかなければならない。
 第三階層は毒が充満している為、設置は諦めていた。そもそも自分は研究所に爆弾を仕掛けるというなんとも下っ端らしい仕事をするために来たわけではない。そこまで丁寧に後始末の手伝いをしてやる義理など無いし、わざわざ拾いに戻っただけでも頭がもげるぐらい地面に打ち付けながら感謝されて良いはずだ。

 (こっちは杖まで突いてるっつゥのに。余計な荷物なンぞ持たせやがって)

 胸の内ででもあまり文句を垂れていると、我ながらなんだかいじけているような気分がしてきたのでここでやめておいた。
 今いる第四階層はおそらく動力室のようなものらしい。学園都市のように地上に風力発電用の風車を乱立させてはいないので、フロア一つを丸ごと使って発電施設を造ってあるのだ。周囲にある鉄の発電機らしき機械から出るゴウンゴウンという音がフロア中に鳴り響いている。
 頭の中で爆弾を設置する個所と目の前の光景とを照らし合わせながら、一方通行は肩にかけられたバッグの紐を掛け直した。第三階層に設置するはずだった分の爆弾もある。ここで二階分を設置してしまうことにした。余分な爆弾など杖突きの自分にはそれこそ塵と消えて欲しいだけのお荷物だ。
 手始めにフロアの壁際に等間隔で設置していく。次に各階層を貫く十数本の柱、そして中心部に造られた、階段とエレベーターがその一部になっている巨大な柱の周囲。
 研究所を木っ端微塵に破壊する為に設置した爆弾はさほど大きいとは言えないが、その威力は学園都市のお墨付きだ。爆薬としては理論上最大の威力を持つとされるオクタニトロキュバンを混合し、さらに爆発効率を高めたもので、通常のプラスチック爆弾と同様に、温度・引火・振動などで偶発的に爆発することはほとんどない上に、粘土状であるため隙間に詰め込むことができる。扱う者に対する高い安全性と利便性を備えながら、その凄まじすぎる威力のために、この爆弾を扱うのは開発した学園都市においても暗部組織に限られる。兵器として公になれば国際会議によって使用や製造を禁止するよう世界各国から迫られる可能性があるからだ。
 一方通行は柱の根元に設置した爆弾の隣にビールの缶ほどの筒を置いた。燃焼材が充てんされた小型焼夷弾だ。爆弾の爆発と同時にその優れた燃焼、延焼性によって研究所内の物資を全て灰にするためのもので、もちろんこれも国際会議で批難モノの小道具である。
 暗部組織『ライフル』というのは学園都市内部の組織とはいっても、その役割が「表沙汰にならないように情報や証拠を抹消すること」であるため、銃火器などの装備というのは主に外部で使用される、ありふれたものに限定されている。学園都市製の外部に存在しないはずの薬莢が一つでも残っていればすぐに足がついてしまうからだ。 しかし、こうした情報を消し去るための道具は高度な技術が惜しみなく利用される。優秀な道具というのは使用された痕跡も残らず消してしまうものだ。
 必要個所に爆弾を設置し終えると、再び紐を掛け直して階段に向かって歩みを進めた。発電機の唸り声を後に、また次の深みへと繋がる階段へ。

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一方さんパートです。
オクタニトロキュバンは確かに理論上最大の威力をもつ爆薬ですが、実際のところ実用化されてはおらず、今後もその予定はなさそうです。
詳しいことはWikipediaさんにでも聞いて下さい。
威力最大とは言っても仮に実用化されたところで国際的に使用禁止になるほどではないでしょう。
こういった爆薬は軍のみならず警察やビルの解体屋だって使いますしね。
しかし学園都市製ということで小型ながらハンパない威力ってのを演出するために味付けさせて頂きました。
そうです字数稼ぎみたいなもんです。

ネギま!323時間目

鼻のかみ過ぎか、最近よくティッシュに血が滲みます。
えーい花粉のコンチクショウめ。
鼻血こらえていってみよ~ネギま!323時間目。
旧世界と魔法世界がこのように繋がってしまったのはテルティウム君には想定外だったとか。
20年前には起こらなかったんでしょうか?
何やら目的は同じなように見えて実際は色々と大戦時とは微妙に差が出てきているのでしょうか。
また別の思惑を感じずにはいられない展開ですねぇ。

しかし魔力の流れで魔法世界のものが旧世界の麻帆良に向かって引っ張られてる感じ。
大気が気圧の低い方へ流れる様に、魔力も濃度が薄い旧世界の方へと流れているとか。
これによってゲートを使わなくとも麻帆良に行けちゃうけどなんやかんやで境界を超えるときに機体が圧力でバラけるんだそうです。
なるほど。ゲートはただ世界の通路を開くというより、この圧力が働かないようにするための装置と考えるべきかもしれませんねぇ。

なんとか境界を抜けてパル様号は麻帆良に不時着。
出迎えたクラスメイト達にパルさんも思わず涙。
パルさん色々苦労してたと思いますしね。
右も左も分からないはずの魔法世界で飛行艇手に入れるぐらいに頑張ったわけだし。
だてにいつもハイテンションな人じゃないぜ。

茶々丸さんもハカセさんと再会。
そういえば茶々丸さんの身体を別の個体に移し換えたらパクティオーの効果とかどうなるんでしょうね?

次にパルさんの元に現れたのはいいんちょさん。
実質リーダーのネギ君がいませんが、どこまで話すのでしょうか?
いいんちょさんも大体予想してそうですけどねぇ。

今週はここで終わって次はなんと3週休載で5月11日。
どんだけー。
一体いつ終わるんだ魔法世界編。
休載が無かったらどれだけ早く終わるんだ魔法世界編。
まぁ私は何かとさっさと終われとか言うタイプではないんですけどね。
3週は流石にやり過ぎだと思うんだウン。
どれだけ劇場版に力を入れているのか。
どうせ見ないんですけどねー私。
単行本も通常版しか買ってこなかったし。
全く興味無いの?と聞かれれば肯定し難いんですが、かといって興味あるとなると言い過ぎになるという。

とある魔術の禁書目録 二次創作 30

第六章 地獄と煉獄の境
 
 上条はのろのろと立ち上がると、ほとんど原形を留めていない机の残骸から離れた場所で大の字に倒れているヨハンを見付けた。右腕は複雑に折れ曲がり、服の全面は破けている上に焦げていた。屈強な胸や腹にも僅かに火傷があるのが見て取れる。ピクリとも動かない。
 一方、彼に衝突した机はギシッと音を立てて傾いた。よほど発射するのには向いていない形だったのだろう。ミサカが打ち出した場所から落下した場所まで一直線に、机から分離した哀れなパーツが点々と落ちていた。まだ熱を持っているのだろう、床が少し焦げている。ヨハンまで届いたのは一番大きい上の板の部分だけだ。

 「死んで、ないよな?」

 「気絶、している、だけでしょう、重傷なのは、間違いありませんが、とミサカは、息を、切らします」

 上条の傍までガラスの壁に手をついてミサカが歩いてきた。身体を上手く動かせないらしい。上条の方から机をよけてミサカに近付くとゆっくり座れるように手を貸した。

 「大丈夫か?やっぱり無理があったか?」

 「現在のレベルから、遥かに、凌駕する電力を、強制的に行使、しましたから、とミサカは、弁解します」

 ヨハンが言っていた『火事場の馬鹿力』と同じような理屈だろう。自身のレベルを超える力を使うことは能力者にとって負担らしい。今回ミサカがレールガンを放った原理は研究所の電線を自分に繋いで電力を供給し、操作して射出する、というものだ。ヨハン達のように生物としての生存本能に訴えかけて脳を活性化させるのとも訳が違う、かなり無理矢理な芸当だ。

 「出力はレベル4程度でしたが、それでもここまで負担がかかるとは・・・・屈辱です、とミサカは項垂れます」

 「ま、まぁまぁ・・」

 尋常じゃないガッカリ具合だ。よって話題を変えた方が良いと上条は判断した。

 「あいつ、ミサカの電撃を防いだけど、あの黒いのは何だったんだろうな?」

 「あれは闇です、とミサカは答えます」

 「闇?」

 「光子はボソンという素粒子の一種で、電磁気力を伝達する効果があります。つまり光子が存在しなければ同時に電磁気力も伝わることがないため存在できなくなるということです、とミサカはちょっとした豆知識を披露します」

 さすがはレベル5といったところか、彼は自身が扱うものの性質を熟知していたのだ。

 「彼は指先から指定した範囲に入りこむ一切の光子を取り除き、完全に電気が伝達不可能な領域を造り出して電撃を防いだのでしょう、とミサカは懇切丁寧に説明します」

 言い終わるとミサカは第八階層に入ったときに放り出していたバッグの方へ歩き出した。これでもかと詰め込まれてた爆弾のことをすっかり忘れていた。先程の戦闘で流れ弾や流れ光線が一度でも直撃していたらと思うと背筋が凍りそうになる。自分はなんて危ないことをしていたんだろう?

 「まだ身体動かすのキツいだろ?爆弾仕掛けるの手伝うぞ?」

 「爆発物に関して素人のあなたはあまり触れない方が良いのでは?とミサカは至極当たり前なことを言ってみます」

 「あぁ、まぁ、そうだよな・・・」

 至極当たり前なことだが、少しグサリときた。ミサカはバッグを担ぎながら、そんな上条の顔をチラリと横目で見ると上条の袖をつまんだ。

 「しかし身体を動かすのは確かにまだキツいので肩を貸して頂けますか?とミサカはか弱い女の子っぷりを見せつけます」

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第六章へ突入。
発光能力者ヨハン・ギレスベルガーがミサカ10840号の電撃を防いだタネ明かしで御座います。
自然界には4つの力があります。電磁気力、強い力、弱い力、そして重力。
そして、それぞれの力を伝える為に存在する伝達粒子、ボソンと呼ばれるものがあります。
ただし重力を伝えるとされるグラビトンという粒子はあくまで存在が仮定されているだけでいまだ観測はされておりません。
で、光子はその一つで、これが電磁気力を伝えます。
ヨハンは肌に触れる任意の空間から光子が完全に存在しない、よって電撃が伝達されない壁を造り出して防いだわけですね。
ちなみにもちろん私のにわか知識ですからね。
仮に光子が存在しない限定された領域を造ったところで本当にそうなるかは知りません。
所詮フィクションです。
ミサカ10840号を同行させる上でどんな能力者とぶつけようか、と考えたときにこの伝達粒子のことを思い出しましてね。
よし、光を操る能力者にしよう、とすぐに決まりました。
何事も発想ですね。

ネギま!322時間目

どうもどうもこんにちは。
原発、どうなるんでしょうねー。
ホントのこと言えっつったって何も言っちゃくれんのでしょうねぇ。
東電、原子力保安委のニュースとか見ると最近イライラが溜まるんですよね。

そんなイライラこらえていってみよ~ネギま!322時間目。
空に映し出された魔法世界に我らが麻帆良航空部が接近したが何故か近付けず。
そんなときに宮殿から続々と現れる召喚魔。
来れるんかい。
麻帆良からは行けないけど魔法世界からは簡単に来ることができるとかなかなかセコい事態だな。

麻帆良の地に降り立った召喚魔は早速一般人に向かって攻撃。

手段 脱がす。

相変わらずの悪党ぶりだぜ。
ついでに魔法先生達も脱がす脱がす。
魔法先生でも防げないレベルの攻撃なんですねぇ。
あるいは防御を無効化するタイプなんでしょうか。
でも旧世界の人たちだしなぁ?

学園都市中がパニックなときに颯爽と現れるいいんちょさん。
いつか見た恥ずかしいカッコです。
なんとこのパニックを学園祭と同様にイベントとして一般人に参加させちまおうというわけですね。
夏休み最終日突発イベント

そんなことされたら夏休みの宿題なんて絶対終わらないじゃないか。

危ない危ない。
私が麻帆良の生徒だったら宿題の8割が二学期持ち越しになるとこだぜ。

学園長先生のセリフだといいんちょさんの親御さんと知人っぽい感じ。
最近いいんちょさんの家と魔法との関わりがどんどん強まってますねぇ。
パクティオーフラグもビンビンだこりゃ。

敵の召喚魔は偶然漏れてきたのではなく世界樹を目指して侵攻しているようです。
世界樹の下に何かが隠されている、と。
ゲートの存在は既に明らかですが、他にも何かあるってことでしょうか。
オスティア、もといウェスペルタティア王国は魔法世界で最も古い人間の国。
この世界樹のゲートを通して人間が最初の入植を行った可能性が高い。
となると、この麻帆良の地はかつて魔法世界でウェスペルタティアを建国した王家の故郷である可能性も高いわけだ。
そしてオスティアのゲートは墓守り人の宮殿という重要人物の霊廟という形で存在する。
世界樹の下には単にゲートのみならず王家にまつわる何か重要な建築物が存在するかもしれませんねぇ。
図書館島地下クウネルさん家ももしかしたらそれ関係?
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