どうもどうもこんばんは。
ご存知の方も多いと思いますが最近私は一般向けの科学書を読んでおります。
で、それを読んでるうちにこんな考えが浮かんできました。
コレ使えるんじゃね?ハカセさん曰く
魔法は(中略)非科学的ではないほ~おそうかい。ではやってみようではありませんか。
私の鋭敏な頭脳(本を読んで得たにわか知識)を使って魔力の科学的理論的な検証を!
ちなみに前回の魔力考察は
コチラ懐かしいねぇ。
ではではいってみよ~
ネギま!考察魔力 PART2この世に存在する物質はクォークなどの数種類の素粒子によって構成されております。
それらの素粒子が陽子や中性子を作り陽子や中性子が原子核を作り、陽子や中性子の周りを電子が軌道運動することで原子という粒子を作り、そして原子が我々の目に見える形で存在しております。
ということで魔力もこういった小さな粒子であると考えましょう。
適切な名前を与えるならば「魔力子」ですかね。
重力子みたいなね。
かっこつけて名前なんか付けちゃってごめんなさいね。
さて、その前回の考察にも書きましたが
術式や言霊を使用することで魔力を状態変化させて多様な性質を持たせるしかし大量の砂やら石やら氷やら水やらを作り出している。
魔力が体内に蓄積されており、さらにそれを変性させて魔法を発現しているならば、人体の容量を明らかに超えている体積を生み出す魔力をどこに蓄積していたのだろう?
更にはナギさんやこのちゃんなど膨大な魔力を内に秘めている方々もおります。
人体は魔力をどのように蓄積しているのだろう?
して、皆さん。
中性子星をご存知でしょうか?
原子は一般的に陽子、電子、中性子からなり、この星はその中性子でできております。
体積は小さくともとてつもない密度があり、サイモン・シン著「ビッグバン宇宙論」によりますとティースプーン1杯分で10億tの重さになるとか、またダン・フーパー著「見えない宇宙」によりますと小さなゴミ箱の大きさでエンパイアステートビル10万棟分の大きさ以上の鉄のブロックの重さがあるとか。
つまり
魔法使いは膨大な量の魔力を体内に収まるまでに圧縮して蓄積しているというわけだ。
しかし魔力ってここまで圧縮できるのか?
もう一度中性子星の話を持ち出しますが、通常の物質は中性子星ほどの高密度になることはあり得ません。
陽子は正の電荷、電子は負の電荷をそれぞれ持っており、同じ電荷を持つ粒子同士が近付くと反発してしまいます。この反発力により通常の物質は重力などによってこれほど極端に圧縮されることはありえないわけです。
しかし中性子星の重力は陽子と電子を引き寄せるほどに強く、陽子と電子は破壊され、後には電気的に中性な中性子のみが残り、とんでもない密度にまで圧縮されます。
つまり私が言いたいのは
魔力は電荷を持たないためにとんでもない密度にまで圧縮できるということだ。
人体に蓄積されている、という言葉を単純に受け取るならば、体が大きい人ほど魔力を大量に蓄積できるんじゃね?と思ってしまうが、おそらく
魔力の容量とはその人がどれだけ魔力を圧縮できるかによるんでしょうね。
よって人体の体積と魔力の容量は関係ない、と。
では次に起こる疑問、体内の魔力が電気的に中性で極端な密度にまで圧縮されていることは分かった。
しかし
ソレ重くならない?中性子星なんかスプーン1杯で10億t。
蓄積された魔力が多ければ多いほどその分体重も増えたりしない?
おそらく
魔力には質量が無い。そのためどれだけ多くの魔力を蓄積した人を体重計に乗せても魔力の重さは体重に加算されないのではないか。
光子やニュートリノといった粒子も質量がゼロであることが知られております。
ここで一つの疑問。
前回の考察で魔力は
密度が高くなると発光すると書いた。
魔力が発光する具体的な密度は分からないが、弱っちい魔法使いはまだしも
ナギさんやこのちゃんレベルになったら体の中から光りっぱなしなんじゃね?これもまぁ私の単純な考えですが、魔力には
活性状態と不活性状態がある。ただ体内に蓄積されているだけの状態の魔力は不活性状態にあり、魔力の最も「素」の状態。電荷も質量も持たず、そして発光することもない。
しかし魔法使いが魔法を使うときのみ魔力は活性状態となり体外に放出され、一定以上の密度で体外を纏っているときに発光するのではないかな。
私の考えでは魔力は
素粒子の一種。この素粒子に術式、言霊もっと単純に言うならば精神力をもって魔力に質量を持たせ電荷を持たせ一般的に知られる素粒子(クォークなどのフェルミオン、光子などのボソン)に変性したり、そしてそれらを使って原子を構成することによって砂を作り出したり石を作りだしたり水を作りだしたり氷を作りだしたり、さらに酸素、可燃性物質、点火源を作り出して炎を燃やしたり。
魔力とは万物(もしくはそれに非常によく似た物質)に変換可能な粒子。
素粒子レベルの極小粒子でなければ無理な芸当なんじゃね?と。
これくらいにしときましょうかね。
では本日のまとめ
・魔力は素粒子の一種・電荷と質量を持たない・活性状態と不活性状態がある・体内で蓄積されていると不活性状態・魔法を使う際に活性状態になる・魔法使いは魔力を体内に圧縮して蓄積している・魔力の容量とはその人がどれだけ魔力を圧縮できるかによるさて、にわか知識でここまで書きましたが、疑問は尽きません。
魔法とは魔力を変性させて魔法を使うとして、
じゃあ闇って何?
風系魔法って空気を作ってるの?
それとも空気を操っているの?
読心の原理は?
石化は?
転移は?
万物への変性以外にも魔力にはあらゆる可能性があり過ぎて考える気も起きませんね。